OGCIとStena Bulk、船舶におけるCO2回収の実現可能性調査の報告書を公表
2021年12月02日
OGCIとスウェーデンのタンカー船社StenaBulkは、船舶におけるCO2回収の実現可能性調査の結果を公表しました。2020年10月に開始されたこの調査では、大型船「SuezMax」におけるCO2回収を前提に実現可能性が検討され、技術的に実現可能であり、海運業界の脱炭素目標を達成する上で長期的な役割を果たすと結論付けました。
ただし、運用コストと資本コストが高いため、他の長期的な海洋CO2削減技術と比較するため、さらなる検討を継続する必要があると推奨しています。
なお、この調査では、アミン吸収液によるCO2回収技術が最適という結論の元、システム設計や経済分析が実施されていました。
詳細は以下をご覧ください。
OGCIによるプレスリリース
https://www.ogci.com/ogci-and-stenabulk-find-marine-carbon-capture-to-be-technically-feasible/
報告書の入手先
https://www.ogci.com/wp-content/uploads/2021/11/OGCI_STENA_MCC_November_2021.pdf
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https://shipandbunker.com/news/world/185074-ogci-report-sets-out-cost-of-carbon-capture-for-shipping