Neptune Energy、CCSプロジェクトに関与するオランダの北海のプラットフォームの新たなデジタルツイン開発を発表

2022年01月18日

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Neptune Energyは、オランダの北海に位置する2つのプラットフォームの新たな「デジタルツイン※」を開発すると発表しました。これにより、エンジニアが陸上で作業できるようになるため、作業スケジュールの短縮、コストと環境への影響が軽減されるとしています。また、この技術は、Neptune EnergyによるL10エリアにおけるCCSプロジェクトの計画も支援するとしています。

英国を拠点とする3D技術スペシャリストであるEservは、大規模な沖合CCSプロジェクトが計画されているL10-Aコンプレックスの掘削および生産プラットフォームのデジタル版を作成しています。

Neptune Energyのプレスリリースによると、これまでに同社が英国、ノルウェー、及びオランダのその他の地域で操業するプラットフォームの5つのデジタルツインが開発されています。L10エリアでCCSプロジェクトを進めると、オランダの産業部門が対象としているCO2量の50%以上が貯留可能となるため、オランダの北海で最大のCCS施設の1つになるとしています。

※デジタルツインとは、リアル空間にある情報をIoTなどで収集・送信されたデータに基づき仮想空間でリアル空間を再現する技術のこと。

詳細は以下をご覧ください。

Neptune Energyによるプレスリリース
https://www.neptuneenergy.com/media/press-releases/year/2022/neptune-energys-new-digital-twins-support-dutch-new-energy-projects

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https://www.offshore-energy.biz/neptune-energys-new-digital-twins-to-support-dutch-carbon-capture-and-storage-project/