University of Delawareの研究者、水素を動力源とする新たな電気化学システムを使用するDAC用分離膜を実証

2022年02月09日

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University of Delawareの研究者は、水素を動力源とする新たな電気化学システムを使用して、大気中から99%の回収率でCO2を効果的に回収する方法を実証し、その成果論文が学術誌Nature Energyに掲載されています。

この新たな電気化学システムは、陰イオンと電子の両方を伝導する膜を使用するもので、燃料電池のように水素を動力源としますが、電線、燃料電池セパレーター(bipolar plates)、集電体(current collectors)を必要としないため、一般的な分離膜のようにモジュール化できるとしています。

詳細は以下をご覧ください。

論文「A shorted membrane electrochemical cell powered by hydrogen to remove CO2 from the air feed of hydroxide exchange membrane fuel cells」の概要
https://www.nature.com/articles/s41560-021-00969-5

University of Delawareによるプレスリリース
https://www.udel.edu/udaily/2022/february/yushan-yan-capturing-carbon-dioxide-from-air-fuel-cells/

関連ニュース
https://scitechdaily.com/game-changing-carbon-capture-technology-to-remove-99-of-co2-from-air/