オーストラリアSantos、1億トンのCO2貯留量を"予約(booking)"したことを公表
2022年03月02日
世界最大規模のCCSプロジェクトとなるMoomba CCSプロジェクトを計画するSantosは、南オーストラリア州のCooper Basinに1億トンのCO2貯留量を”予約(booking)”したと公表しました。Santosのプレスリリースによると、この”予約”は、石油技術者協会(SPE)が開発したCO2 Storage Resource Management System(SRMS)を利用したものであり、当該システムによる初の事例になるとのことです。
なお、Santosは2021年11月1日に、Moomba CCSプロジェクトによる炭素クレジット創出の申請が承認され、ジョイントベンチャーのパートナーであるBeach Energyとともに2.2億オーストラリアドル(約182.4億円、1オーストラリアドル=82.9円換算)の最終投資決定(FID)を下したことも公表しています。同プロジェクトは2024年の操業開始を目指しています。
詳細は以下をご覧ください。
Santosによるプレスリリース
https://www.santos.com/news/2021-reserves-statement/
最終投資決定と炭素クレジット創出申請の承認に関するプレスリリース(2021年11月1日付)
https://www.santos.com/news/santos-announces-fid-on-moomba-carbon-capture-and-storage-project/