ベルギー アントワープ港エリアでCCUSインフラを開発するAntwerp@Cプロジェクト、FEED段階へ進展

2022年03月31日

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ベルギーのアントワープ港エリアでCCUSインフラを開発するAntwerp@Cは、 2021年に実現可能性調査を実施し、次のフェーズとなる基本設計(FEED:Front End Engineering Design)の開始を決定したと公表しました。

Antwerp@Cは、Air Liquide、BASF、Borealis、ExxonMobil、INEOS、TotalEnergies、Fluxys、Port of Antwerpのイニチアティブとなっています。

FEEDでは、アントワープ港を通り、Scheldt川両岸の工業地帯に沿って建設される中央の「バックボーン」についてさらに詳しく説明することとなり、国境を越えた輸送のための中間貯蔵を備えたCO2液化ユニット及び海上積卸施設も一部となっています。FEEDの資金の一部は、2020年10月に付与されたConnecting Europe Facility(CEF)助成金、実現可能性調査のためのフランダース政府からの助成金、及びAntwerp@Cイニシアティブのすべての参加者からの寄付で構成されています。第1フェーズの最終的な投資決定は、FEED終了後、2022年の終わりに予定されています。

詳細は以下をご覧ください。

Port of Antwerpによるプレスリリース(オランダ語)
https://newsroom.portofantwerp.com/het-antwerpc-project-zet-een-belangrijke-volgende-stap-naar-een-halvering-van-de-co2-voetafdruk

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https://cen.acs.org/environment/greenhouse-gases/Antwerp-advances-carbon-capture-project/100/i9