フランスの製鉄所におけるDMX CO2回収プロセスの実証プラント操業開始

2022年04月01日

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フランスのArcelorMittalのDunkirk製鉄所では、産業活動からCO2を回収する革新的なプロセスを実証する”3D”産業パイロットプロジェクトが実施されており、この実証プラントが操業を開始したとのことです。

”3D”産業パイロットプロジェクトは、EUのHorizon 2020 Research and Innovationプログラムの支援を受け、Total Energies、ArcelorMittal、Axens、IFP Energies Nouvelles(IFPEN)などで構成されるコンソーシアムが実施しています。製鋼などのCO2排出量の多い産業の脱炭素化に向けた大きな一歩となることが期待されています。

このパイロットプロジェクトには、過去10年間にIFPENのラボで開発されたDMX CO2回収プロセスのパフォーマンスの検証が含まれます。 実証プラントは、回収技術の本格的な展開前の最終段階であり、12?18か月間の操業を予定しています。

実証プラントのCO2回収施設は製鋼ガスを処理し、CO2を分離する回収プロセスの有効性を実証するため、1時間に0.5トン、年間4,000トン以上のCO2を回収する計画です。

詳細は以下をご覧ください。

Totalによるプレスリリース
https://totalenergies.com/media/news/press-releases/france-start-3d-carbon-capture-pilot-dunkirk

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https://www.gasworld.com/3d-carbon-capture-pilot-starts-up-in-dunkirk/2022891.article