LEILAC-2プロジェクト、最終投資決定

2022年04月01日

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オーストラリアに本社を置くCalixの主導するLEILAC-2プロジェクトは、最終投資決定を下したと明らかにしました。

LEILAC-2は、低コストでセメント製造時のCO2排出のうち20%を回収できるプラントを建設するもので、ドイツのHannoverにあるHeidelbergCementが操業するプラントに統合される計画です。LEILAC-2プラントは、年間10万トンのCO2を回収するように設計されています。現在、詳細な設計を進めており、2023年に着工予定となっています。

セメントプラントからの排出削減を目的とするこの計画は、最終的にCO2 1トンあたり20?25ユーロ(約2,680円?3,350円、1ユーロ=134円換算)のコストでCO2を分離することを目的としています。

LEILAC-2プロジェクトを実施するコンソーシアムには、HeidelbergCement、Calix、CEMEX、Cimpor、Engie、IKN、Lhoist、及びその他の国際的な研究所や政府組織が含まれています。

Calixによるプレスリリース
https://www.calix.global/co2-mitigation-focus-area/leilac-2-passes-financial-investment-decision-fid-milestone/

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https://www.agg-net.com/news/green-light-for-leilac-2-carbon-capture-project