三井物産、インドネシア国営石油会社PertaminaとCCUS共同調査を開始

2022年04月15日

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三井物産は、インドネシア国営石油会社のPT PertaminaとインドネシアにおけるCCUSの事業化を目指し、共同調査を開始したと発表しました。

本調査は、同国スマトラ島中部でPertaminaが操業するDuri(デュリ)・Minas(ミナス)油田を含む国内最大規模の陸上油・ガス田群であるRokan(ロカン)鉱区内において、生産が減退した油・ガス田におけるCO2地下貯留可能量を評価し、産業・発電プラント等から排出されるCO2の回収、輸送を含めたCCUSバリューチェーンの構築に向けた事業化検討を行うものとしています。なお、本調査では、インドネシア国内のみならず、船舶輸送による日本を含めた国外からのCO2受け入れも検討対象としており、同国での新たな低炭素ビジネスの創出を狙っているとしています。

詳細は以下をご覧ください。

三井物産によるプレスリリース
https://www.mitsui.com/jp/ja/topics/2022/1243211_13393.html

Pertaminaによるプレスリリース(インドネシア語)
https://www.pertamina.com/id/news-room/news-release/komitmen-turunkan-emisi-co2-pertamina-gandeng-mitsui-jajaki-komersialisasi-ccus-di-indonesia

関連ニュース
https://www.reuters.com/business/sustainable-business/indonesias-pertamina-japans-mitsui-agree-conduct-carbon-capture-study-2022-04-07/