米国DOE、地熱や原子力から供給されるエネルギーを利用しDAC+CO2貯留を計画するプロジェクト5件に1,400万ドルの資金提供

2022年04月28日

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米国エネルギー省(DOE)は、既存のゼロ炭素または低炭素エネルギーを活用した大気中CO2直接回収(DAC)にCO2貯留を組み合わせる5件のプロジェクトのFEED研究に1,400万ドルの資金を提供することを発表しました。

選ばれた5件のプロジェクトは以下の通りで、地熱又は原子力発電所から供給されるゼロ炭素又は低炭素エネルギーと産業施設からの低温排熱を利用するとしています。

・Board of Trustees of the University of Illinois (Champaign, Illinois):地熱プラントからの熱エネルギー、Climeworks開発のDACシステム使用。$2,495,197

・Constellation (Baltimore, Maryland):軽水原子炉からのエネルギー、Carbon Engineering開発のDACシステム使用。 $2,500,000

・Battelle Memorial Institute (Columbus, Ohio):Joseph M. Farley原子力発電所からの熱エネルギー、AirCapture LLC開発のDACシステム利用。$2,499,178

・Board of Trustees of the University of Illinois (Champaign, Illinois) :CarbonCapture Inc.開発のDACシステムとCarbonCure開発のCO2変換技術を利用。$3,459,554

・AirCapture LLC (Pine Plains, New York): AirCapture自身が開発のDACシステム利用。$2,934,380

詳細は以下をご覧ください。

米国DOE、NETLによるプレスリリース
https://netl.doe.gov/node/11697

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https://www.world-nuclear-news.org/Articles/USA-funds-nuclear-coupled-carbon-capture-studies