三菱重工エンジニアリング、カナダAlberta州のGTCC発電所向けCO2回収プラントに関するFEEDをCapital Powerから受注
2022年07月22日
三菱重工エンジニアリング(MHIENG)は、カナダAlberta州の天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所向けCO2回収プラントに関する基本設計(FEED:Front End Engineering Design)をCapital Power Corporationから受注したと公表しました。今回のFEEDの対象となるCO2回収プラントは、Capital PowerがAlberta州に保有するGenessee発電所の1、2号機に設置予定で、MHIENGが関西電力と共同開発したCO2回収技術である「Advanced KM CDR Process™」が採用される計画です。総CO2回収量は年間約300万トンにのぼり、回収CO2は地中貯留される予定です。FEEDの実施に当たっては北米の大手建設会社であるKiewit Energy Group, Inc.をパートナーに選定しています。
なおMHIENGは、顧客へのタイムリーな営業活動を可能にし、事業機会の拡大を図るため、2022年5月にカナダに脱炭素事業の営業拠点を設立しています
詳細は以下をご覧ください。
三菱重工によるプレスリリース
https://www.mhi.com/jp/news/220711.html