Chevron Australia、CO2圧入量の不足に対応する523万の温室効果ガスオフセットの取得と返還を完了

2022年07月22日

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Gorgonプロジェクトの操業者であるChevron Australiaは、523万トンの温室効果ガスオフセットの取得(acquisition)と返還(surrender)を完了したと明らかにしました。これは、2021年7月17日までの5年間で不足したGorgonプロジェクトにおけるCO2圧入量の不足に対処するという約束を果たすものです。

Chevronはオフセットに加えて、Western Australia州政府と協力して、Western Australia州の低炭素プロジェクトへの4,000万豪ドル(約34億円、1豪ドル=85円換算)を投資するという詳細な取り決めを続けているとしています。

GorgonのCO2回収・貯留システムは、2019年8月の始動以来660万トンを超えるCO2を安全に圧入してきました。システムを安全に起動するために必要な時間があるため、2022年7月17日までの5年間の平均について、追加的な不足が報告される予定としています。そのため、この追加的な不足量とそれを相殺するための対策の詳細については、Chevronの年次報告を通じて共有するとしています。

詳細は以下をご覧ください。

Chevron Australiaによるプレスリリース
https://australia.chevron.com/news/2022/acquisition-and-surrender-of-offsets-complete

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https://www.theguardian.com/environment/2022/jul/16/gas-giant-chevron-falls-further-behind-on-carbon-capture-targets-for-gorgon-gasfield