マレーシアRanhill Utilitiesの子会社Perunding Ranhill Worley、Kasawari CCSプロジェクトのFEED業務を受注

2022年08月15日

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マレーシアのRanhill Utilitiesは、Malaysia Marine and Heavy Engineeringからマレーシア沖で計画されているPetronasによるKasawari CCSプロジェクトのFEED業務を子会社のPerunding Ranhill Worleyが受注したと明らかにしました。FEED業務の契約金額は1,800万リンギット (404万米ドル、約4億8,500万、1米ドル=120円換算) で、CO2技術の仕様、評価、選定、プラットフォーム、ジャケット、橋、パイプラインの設計と技術開発が含まれます。

Kasawari CCSプロジェクトは年間300万トンのCO2を回収し、138kmの海底パイプラインにより輸送され、沖合のM1枯渇ガス田に貯留する計画です。
同プロジェクトでは現在並行してNational Petroleum Construction CompanyとTechnip EnergiesによるFEEDも実施されており、2022年の年末にはどちらかのペアが選択されるとしています。

このFEED契約の受注自体は2月16日付に確定していましたが、受注に関する情報の公開解禁日に公表された形となっています。

詳細は以下をご覧ください。

Ranhill Utilitiesによるプレスリリース
https://ranhill.irplc.com/new-announcement.htm?NewsID=202207255000005&Symbol=5272

関連ニュース
https://www.upstreamonline.com/energy-transition/contractors-confirmed-for-petronas-offshore-carbon-capture-and-storage-project/2-1-1267672

https://www.theedgemarkets.com/article/ranhill-utilities-perform-works-petronas-kasawari-project