The Global Centre for Maritime Decarbonisation、OGCIら6社と船舶搭載の大規模CO2回収実証プロジェクトを始動

2022年10月17日

The Global Centre for Maritime Decarbonisation（GCMD）、the Oil and Gas Climate Initiative（OGCI）及びStena Bulkは、Alfa Laval、the American Bureau of Shipping、Deltamarin及びTNOと共にコンソーシアムを組み、船舶搭載の大規模CO2回収を実証する2 年間のプロジェクト「Project REMARCCABLE（Realising Maritime Carbon Capture to demonstrate the Ability to Lower Emissions）」を開始したと発表しました。

Project REMARCCABLEは、Stena Bulkの中規模（MR）タンカーに洋上CO2回収システムを構築し、最低30%のCO2を回収し、約1000kg/時間で回収することを目標としており、最大規模のプロジェクトとなるとしています。またこのプロジェクトでは、CO2回収のコストを150ユーロ/tCO2以下に削減する道筋を確立し、この技術の商業化も目指しています。

詳細は以下をご覧ください。

The Global Centre for Maritime Decarbonisation (GCMD)によるプレスリリース
https://www.gcformd.org/gcmd-investigates-shipboard-carbon-capture

関連ニュース
https://safety4sea.com/project-launched-to-demonstrate-end-to-end-shipboard-carbon-capture-at-scale/