米国DOE、49億ドルにのぼるCCUS関連のFOAを3件公表

2022年10月11日

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米国エネルギー省(DOE)は、CCUS開発支援を目的とする49億ドル近くにのぼる以下の3つの資金提供公募(FOA)を発表しました。

◎Carbon Storage Validation and Testing (CO2貯留の検証と試験)のためのFOA:このFOAは、Carbon Storage Assurance Facility Enterprise (CarbonSAFE)イニシアティブを支援するもので、最大22億5000万ドルを提供し、大規模な商用CO2貯留プロジェクトの開発をサポートするとしています。

◎Carbon Capture Demonstration Projects Program(CO2回収実証プロジェクトプログラム)のためのFOA:このプログラムは最大25億4000万ドルを提供し、化石エネルギー発電所、セメント、パルプ製紙、鉄鋼、特定の化学製造などの主要産業において容易に展開可能なCCS実証プロジェクトの開発を支援するとしています。

◎Carbon Dioxide Transport Engineering and Design(CO2輸送エンジニアリング・設計)のためのFOA:このFOAは、地域規模のCO2パイプラインネットワークを設計し、CO2供給源から集約する安全な輸送のために最大1億ドルを提供するとしています。

詳細は以下をご覧ください。

米国DOEによるプレスリリース
https://www.energy.gov/articles/biden-harris-administration-announces-49-billion-deploy-infrastructure-necessary-manage

関連ニュース
https://www.energy.senate.gov/2022/9/manchin-applauds-7-billion-department-of-energy-carbon-capture-transport-and-storage-infrastructure-investment