インドEssar Group所有のStanlow製油所にCCUS技術導入する計画
2022年09月28日
インドに拠点を置くEssar Groupは、プラントの耐用年数を延ばすため、所有する英国北西部のStanlow製油所にCCUS技術を導入することを計画していると発表しました。Stanlow製油所は、英国の車両向け燃料の約17%を生産しています。当該施設の脱炭素化に多額の投資が行われており、これにはCCSの計画への資金提供も含まれるとのことです。総額7億5,000 万ポンド(約1,162.5億円、1ポンド=155円換算)の投資が、英国のクリーンエネルギー企業であるProgressive Energyと共同で実施されているとしています。
回収したCO2はLiverpool湾の沖合60kmの枯渇海底ガス田に貯留する計画となっています。さらに、製油所は天然ガスの代わりに水素で稼働するするよう改修される計画です。
詳細は以下をご覧ください。
Essar Groupによるプレスリリース
https://www.essar.com/india-owned-uk-refinery-aims-at-carbon-capture-and-storage-future/
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https://www.ft.com/content/b656b5bc-1f02-4d65-882b-d26101d17c14