三菱重工エンジニアリング、英国セメント工場向けCO2回収プラントのpre-FEEDを受注
2022年12月29日
三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング(MHIENG)は、英国の大手セメント会社であるHanson UKから、Wales北東部のFlintshireに位置する同社のセメント工場”Padeswood Cement Works”向けCO2回収プラントに関する基本設計(Pre-FEED)を受注したことを明らかにしました。今回の受注は、カナダAlberta州のLehigh Cement Company向け案件形成調査及びトクヤマ向けCO2回収実証試験に続く、MHIENGのセメント工場向けCO2回収の取り組みとなります。
このプロジェクトは、現在稼働中のセメント工場Padeswood Cement WorksにCO2回収プラントを追加設置することで年間80万トンのCO2を回収し、回収したCO2を英国北西の枯渇ガス田へ貯留する計画となっています。英国セメント業界でのCCS導入は初となります。
詳細は以下をご覧ください。
三菱重工によるプレスリリース
https://www.mhi.com/jp/news/22121502.html