イタリアのEniとSnam、Ravenna CCSプロジェクトを共同開発

2022年12月29日

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イタリアの石油・ガス会社であるEniとイタリアの天然ガス輸送・貯蔵会社であるSnamは、対等なジョイントベンチャーを通じて、Ravenna Carbon Capture and Storage (CCS) Project のフェーズ1を共同で開発・管理する契約に署名したことを明らかにしました。この契約には、その後の開発段階のための研究と準備活動も含まれています。

Ravenna CCSプロジェクトのフェーズ 1 は、イタリアRavennaのCasalborsettiにあるEniの天然ガス処理プラントから排出される25,000トンのCO2の回収を対象としています。回収したCO2 は、パイプラインによりPorto Corsini Mare Ovestプラットフォームに輸送され、Ravenna沖合にあるPorto Corsini Mare Ovest枯渇ガス田に圧入する計画です。

詳細は以下をご覧ください。

Eniによるプレスリリース
https://www.eni.com/en-IT/media/press-release/2022/12/eni-snam-form-joint-venture-develop-first-ccs-project-in-italy.html

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https://www.offshore-mag.com/regional-reports/north-sea-europe/article/14287386/eni-to-store-captured-co2-in-depleted-adriatic-gas-field