米国DOE、33件のCCCUS研究開発プロジェクトに合計1億3,100万ドルを投資
2023年02月24日
米国エネルギー省 (DOE) は、CCUSの広範な展開を進める33件の研究開発プロジェクトに合計1億3,100万ドルを投資することを発表しました。これにより、米国は発電所や産業施設、又は大気から直接CO2を回収する技術の課題に取り組み、潜在的なCO2貯留サイトを評価し、商業化に向けて前進するサイトの数を増やすとしています。
Carbon Managementプログラム
Carbon Managementプログラムに基づき選定された22件のプロジェクトには、合計3,800万ドルを投資します。このプログラムでは、公益事業や産業などの発生源、又は大気から直接CO2を回収し、地中貯留や燃料と化学物質への変換に利用する目的で輸送する技術を開発するとしています。選定されたプロジェクトの一覧と概要は以下に示すリンクをご覧ください。
CarbonSAFEプログラム
CarbonSAFE: Phase II – Storage Complex Feasibilityに基づき選定された11件のプロジェクトには、合計9,300万ドルを投資します。このプログラムでは、商業規模の貯留のための陸上・沖合のサイトを安全、効率的かつ手頃な費用で評価する手法を改善するとしています。選定されたプロジェクトの一覧と概要は以下に示すリンクをご覧ください。
詳細は以下をご覧ください。
米国DOEによるプレスリリース
https://www.energy.gov/articles/doe-invests-more-130-million-lower-nations-carbon-pollution
Carbon Managementプログラムの22件の一覧と概要
https://www.energy.gov/fecm/project-selections-foa-2614-carbon-management-round-1
CarbonSAFEプログラムの11件の一覧と概要
https://www.energy.gov/fecm/project-selections-foa-2610-carbonsafe-phase-ii-storage-complex-feasibility