フィンランドWärtsilä、船舶向けCCS-Readyのスクラバーを初受注
2023年03月29日
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Wärtsiläは、初となるCCS対応(CCS-Ready)の排ガス洗浄装置(スクラバー)の注文を受けたことを発表しました。、さらに推進する海上脱炭化を促進します。この注文は、2022年11月に予約されたもので、供給は2023年に行われる予定です。
アジアに拠点を置くヤード(詳細非公開)で建造中の4隻の8,200 TEU型コンテナ船にWärtsiläのCCS対応の35MWスクラバーが取り付けられる予定です。
CCS対応(CCS-Ready)のスクラバーとは、Wärtsiläが追加の設計及びエンジニアリング作業を実施し、船舶が将来的にCCSシステムをレトロフィットすることが新築の建造段階で既に考慮されていることを保証するものです。
Wärtsiläは現在、70%のCO2回収率でCCSシステムを試験しており、今後12か月以内にパイロット装置の試験が行われるとしています。
詳細は以下をご覧ください。
Wärtsiläによるプレスリリース