Northern LightsとOrsted、デンマークからノルウェーへ年間43万トンのCO2越境輸送の協定

2023年05月23日

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Northern Lights JVとØrstedは、デンマークの2つの発電所から年間43万トンの生物起源CO2を貯留するためのCO2輸送サービス協定(TSA)を締結したことを発表しました。

さらにØrstedは、バイオマス発電所AsnæsとAvedøreのCO2回収ハブを開発するためのデンマーク初のCCUS基金の入札に基づき、デンマークエネルギー庁から公的資金を獲得したことも明らかにしています。

この協定は2026年1月1日に発効します。この協定に基づき、Northern Lightsは、デンマークのØrsted Kalundborg Hubからノルウェーの ØygardenにあるCO2受入ターミナルまで、年間43万トンの生物起源CO2を越境輸送します。液化CO2は、Øygardenの陸上タンクに一時保管された後、パイプラインを介して海底下貯留されるとしています。Northern Lightsは10年間、年間43万トンのペースでØrstedの生物起源CO2を圧入することとなります。

詳細は以下をご覧ください。

Northern Lightsによるプレスリリース
https://norlights.com/news/northern-lights-enters-into-cross-border-transport-and-storage-agreement-with-orsted/

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https://www.ogv.energy/news-item/renewables-giant-orsted-wins-first-danish-carbon-capture-tender