Lafarge Canada、Svante Technologies、Dimensional Energyが三者契約、Richmondセメント工場でCO2利用技術の実証試験
2023年06月05日
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Lafarge Canadaは、Svante Technologies及びDimensional Energyとの三者契約を発表し、カナダのBritish Columbia州Richmondにある同社のセメント工場でDimensional EnergyのCO2利用技術の実証試験を実施することを発表しました。
Svanteは、2019年にTotal S.A.及びLafargeとの共同パートナーシップを通じてProject CO2MENTを開始し、Richmondセメント工場に1トン/日のCO2を回収する実証用CO2回収プラントを設置しました。
Project CO2MENTは現在フェーズ3の段階に入っており、Svanteが回収した1トン/日のCO2を変換して、1日あたり約1.5バレルの合成炭化水素を生産する計画となっています。Dimensional Energyの技術は、特許取得済みの反応器と触媒技術を使用して、CO2とグリーン水素を合成ガスに変換するものです。この再生可能な合成ガスは、Dimentional Energy独自のダウンストリーム炭化水素合成により、さらに液体炭化水素に処理することができ、この合成炭化水素は工業用ワックス製品や、その他の製品の製造に使用できるとしています。
詳細は以下をご覧ください。
Lafarge Canadaプレスリリース
https://www.lafarge.ca/en/lafarge-canada-partnership-svante-and-dimensional-energy-begin-utilization-co2-captured-richmond