オーストラリア政府、CCS探査許可の候補となる新たな沖合エリアを公表、パブコメ開始

2023年06月06日

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オーストラリア政府は、新たに温室効果ガス貯留(CCS)のための貯留ポテンシャルを評価するための沖合エリアの検討を進めており、その候補となる区域を公表しました。さらに、貯留ポテンシャルを評価する許可申請を希望する企業からコメントを募集するパブリックコンサルテーションを実施しています。

今回のパブリックコンサルテーションにより、オーストラリア政府は以下を特定するとしています。

・どの沖合エリアを入札に出すかを決定する際に政府が考慮すべき事項

・企業が入札の準備や探査活動の計画を立てる際に注意する必要がある事項

今回公表された候補の沖合区域は、以下のエリアに位置しています。

Bonaparte Basin, Browse Basin, Northern Carnarvon Basin, Perth Basin, Otway Basin, Bass Basin, Gippsland Basin

詳細は以下をご覧ください。

オーストラリア政府によるプレスリリース

https://www.industry.gov.au/news/2023-offshore-greenhouse-gas-storage-acreage-release-have-your-say

コンサルテーションの詳細

https://consult.industry.gov.au/2023-ghg-acreage-release

対象エリアの地図

https://storage.googleapis.com/converlens-au-industry/industry/p/prj25b74b3e89caaf53fa37c/public_assets/2023-GHG-Acreage-Release-Public-Consultation-Maps.pdf

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https://www.upstreamonline.com/carbon-capture/all-systems-go-on-ccs-down-under/2-1-1454454