商船三井、PETRONAS及びSDARIと共同開発の液化CO2船とFSOについて基本承認取得

2023年07月11日

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商船三井は、マレーシア国営エネルギー事業会社PETRONAS及び中国の船舶設計機関Shanghai Merchant Ship Design & Research Institute(SDARI)と共同開発した液化CO2船についてDNV及びアメリカ船級協会(ABS)の2船級から設計基本承認(AiP)を取得したことを公表しました。また、同じくPETRONAS及びSDARIと共同開発した洋上浮体式設備(Floating Storage and Offloading:FSO)についてもABSからAiPを取得したことを公表しました。

今回商船三井が取得したAiPは以下の4種についてです(船型、用途、AiP発行船級協会の順に記載)
(1) 87,000m3 LCO2船、長距離輸送、DNV
(2) 14,000m3 LCO2船、中距離輸送、DNV
(3) 87,000m3 DPS(自動船位保持装置)搭載LCO2船、長距離輸送及び洋上での荷役、ABS
(4) 96,000m3 LCO2 FSO、CO2の受入・払出を行う洋上浮体設備、ABS

詳細は以下をご覧ください。

商船三井によるプレスリリース
https://www.mol.co.jp/pr/2023/23085.html

ABSによるプレスリリース
https://news.cision.com/american-bureau-of-shipping/r/abs-approves-latest-liquified-carbon-dioxide-vessels-for-petronas–mol-and-sdari,c3796334