Capture6、California Energy Commissionから800万ドル超の助成金獲得
2023年08月01日
DAC技術を開発するスタートアップ企業のCapture6が、California Energy Commission(カリフォルニア州エネルギー委員会)のCommercialization Industrial Decarbonization (CID) Programから助成金を獲得したこと発表しました。 助成金は800万ドルを超え、Pure Water Antelope Valley(PWAV)実証施設の一部として、Capture6のProject Monarchを支援するものです。
Capture6のDAC技術は、CO2を除去するための溶媒を生成するために塩水が必要ですが、PWAVなどの水処理施設と連携し、既存の産業規模の技術を再利用することで、脱塩した廃塩水から50%以上の淡水を飲料用及び産業用に回収すると同時に、CO2を回収する過程で廃塩水を排除することができるものです。
Capture6の助成金申請は、PSE Healthy Energy、Lawrence Berkeley National Lab、Stantecとの共同で実施されました。PWAV実証施設は、Capture6がPalmdale Water District (PWD)と共同で開発します。
詳細は以下をご覧ください。
Capture6によるプレスリリース
https://capture6.org/2023/07/11/capture6-receives-the-largest-grant-from-the-california-energy-commission-in-the-round/
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