米国Strategic Biofuels、LGFプロジェクトのCO2貯留サービス提供契約をSLBと締結
2023年08月01日
バイオ燃料プラントを開発する米国のStrategic Biofuelsは、同社のLouisiana Green Fuels(LGF)プロジェクトにSLBがCO2貯留サービスを提供する契約を締結したことを発表しました。
Strategic Biofuelsは、Louisiana州Columbiaで計画するLGFプロジェクトにむけ、隣接するBECCS発電所から電力供給を受けるバイオ燃料精製所を開発しています。 このプロジェクトは、製油所と発電所の両方から排出されるCO2を回収し、貯留することに焦点を当てており、米国環境保護庁(EPA)にUIC Class VI 許可を申請済みであり、技術審査が開始された旨の通知を受けたとしています。
SLBはStrategic Biofuelsとの契約に基づき、バイオ燃料精製所とBECCSプラント内及びその周辺に設置されるCCS複合施設に対して、サイトのリスク回避とFEED サービスを提供します。さらに、この契約にはCO2の圧入作業や長期モニタリングなどの将来的なサービスに関する条項も含まれているとしています。
バイオ燃料精製所とBECCSプラントの完成は2027年に予定されており、操業後には年間約3,200万ガロンの再生可能合成燃料を生産し、85MW以上の電力を生成できる計画としています。
詳細は以下をご覧ください。
Strategic Biofuelsによるプレスリリース
https://strategicbiofuels.com/wp-content/uploads/2023/07/SBL-Release.pdf
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https://www.waste360.com/fuel/strategic-biofuels-selects-slb-carbon-sequestration-louisiana