EquinorとCaptura、海洋からのCO2直接回収技術開発で提携

2023年12月05日

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ノルウェーのエネルギー会社Equinorと海洋からのCO2直接回収(DOC:Direct Ocean Capture)を開発するCapturaは、海洋からCO2を除去する産業規模のソリューションを開発するための提携を発表しました。このパートナーシップは、ノルウェーにおける年間1,000トンのパイロットプラントから始まり、世界の主要地域に大規模な商業プラントを建設する出発点となる可能性があるとしています。

両社は共同チームを結成し、Capturaの技術を拡大することを目指し協力していく計画です。最初のパイロットプラントは、ノルウェー西海岸にあるEquinorのKårstø天然ガス処理施設に設置され、年間 1,000トンのCO2を回収します。Captura技術のパイロットプラントの実現可能性調査と設計はすでに開始されており、2024年秋の設置が予定されています。パイロットプラントは陸上に建設され、海水を引き込み、そこから測定可能なCO2を除去するもので、回収したCO2 は世界初のオープンソースCO2輸送・貯留インフラであるNorthern Lightsの施設に送り込まれる計画です。

Kårstø天然ガス処理施設は、Capturaのパイロットおよびスケールアッププログラムの最終システムとして、商業展開に向けた技術の準備が整っていることを実証するように設計されています。これは、Capturaが2022年8月にカリフォルニア州Newport Beachで操業を開始した年間1トンのシステムと、最近ロサンゼルス港に設置した年間100トンのシステムに続くものとしています。

Capturaはまた、カナダにDOCプラントを建設するために、モントリオールを拠点とする炭素除去プロジェクト開発会社Deep Skyとも協力しています。

詳細は以下をご覧ください。

Capturaによるプレスリリース
https://capturacorp.com/equinor-and-captura-partner-to-develop-ocean-carbon-removal/

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https://carbonherald.com/equinor-and-captura-to-scale-innovative-ocean-co2-removal/