Red Trail EnergyのバイオエタノールCCS、Puro.earthによりCDRクレジット認証予定
2023年12月05日
米国North Dakota州のバイオエタノールプラント製造会社であるRed Trail Energyは、バイオエタノール製造からのCO2回収と貯留による高品質で第三者認証済みのCO2除去(CDR)クレジットをボランタリーカーボンマーケットに大規模に提供することを発表しました。このクレジットは、主要な環境およびカーボンアカウンティングの基準が満たされていることを確認するために、CDR認証機関であるPuro.earthを通じて認証される予定です。
Richardtonに位置するRed Trail Energyのバイオエタノール工場の発酵プロセスから回収し、貯留する CO2は、CDRクレジットとして利用可能になります。今後数週間以内に最初のクレジットが提供される予定としています。関心のある取引相手は、Red Trail Energyのマーケティング会社であるRenewable Products Marketing Group (RPMG) を通じて、即時および将来的なオフテイクのために提案依頼書 (RFP) によりクレジットを購入できます。
Red Trail Energyは2022年に年間推定排出量180,000トンのCO2を発酵プロセスから回収し始め、Class VI坑井であるBroom Creek層への貯留が実施されています。
Red Trail Energyのプロジェクトは、Puro.earthのGeologically Stored Carbon methodology(方法論)を通じて正味ネガティブとして認定、検証され、ライフサイクル分析のために第三者による監査を受ける予定としています。
詳細は以下をご覧ください。
Red Trail EnergyとPuro.earthによるプレスリリース
https://inetsgi.com/customer/797/f9ac4ed7.pdf