米国Crowley、Carbon Ridge、船上CO2回収技術のパイロットプロジェクト開始

2024年02月15日

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[Crowleyプレスリリース:2023年12月14日発表]

米国の海運・物流会社Crowleyとモジュール式船上CO2回収・貯蔵ソリューション(OCCS)の開発会社であるCarbon Ridgeは、米国海事局(MARAD)の海事環境技術支援(Maritime Environmental and Technical Assistance:META)プログラムの支援を受けて、CrowlyのStorm国際コンテナ船を使用したCO2排出量削減のための先進的なパイロットプロジェクトを開始したことを発表しました。

特許出願中のCarbon RidgeのCO2回収技術を使用して、両社とMARADは、港湾、そして最終的には実際の海洋環境において技術の有効性を運用、測定、最適化するためのパイロット プログラムに関する協力協定を締結しました。この協定には、Carbon RidgeのフルスケールCO2炭素回収システムの小容量バージョンのエンジニアリング、製造、統合が含まれるとしています。このパイロットプロジェクトでは、船舶の主エンジンから1日あたり1トンを回収する計画で、パイロットユニットの船舶への設置は、陸上試験の完了後、2024年に予定されています。

詳細は以下をご覧ください。

Crowleyによるプレスリリース

https://www.crowley.com/news-and-media/press-releases/carbon-ridge-crowley-to-launch-advanced-onboard-carbon-capture-project/

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https://www.workboat.com/government/crowley-to-launch-onboard-carbon-capture-project