オーストラリアMCi、CCU施設Myrtleの建設開始

2024年04月26日

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オーストラリアでCO2を炭酸塩として固定し、建材に利用するCCU技術を開発するMCiが、鉱物採掘会社のOricaのKooragang島(ニューサウスウェールズ州)のアンモニア製造工場の隣にCCU施設Myrtleの建設を開始したと発表しました。

MCiは、Myrtle建設のためにオーストラリア政府のCCUS Development Fundから1,460万オーストラリアドルを確保していました。Oricaは、主要な投資企業であり、産業パートナーとなっています。日本からは伊藤忠商事とみずほ銀行に加え、三井住友信託銀行が投資していることも明らかにしています。

Myrtleは、Oricaのアンモニア工場から回収される年間1,000トン以上のCO2を利用し、約10,000トンの建材を生産します。2025年初めまでに完成、就役、操業開始される予定としています。

詳細は以下をご覧ください。

MCiによるプレスリリース

https://www.mineralcarbonation.com/blog/mci-carbon-lays-foundation-for-global-industrial-decarbonisation?categoryId=12078

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https://www.gasworld.com/story/mci-carbon-breaks-ground-on-australian-ccu-plant/2137080.article/