英国Wood、サウジアラビアAramcoのCCSプロジェクト第1フェーズのFEED完了
2024年06月20日
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英国のコンサルティング・エンジニアリング会社のWoodは、サウジアラビアの国有石油会社AramcoによるAccelerated Carbon Capture and Sequestration（ACCS）プロジェクトの第１フェーズのFEEDを完了したことを発表しました。ACCS プロジェクトの第１フェーズでは、サウジアラビア東海岸のJubail近郊にあるAramcoのガスプラントおよび第三者排出事業者から排出されるCO2を回収する予定です。
Woodは、ACCSプロジェクトの200kmを超える濃密相CO2の輸送パイプラインを含む、脱水・圧縮施設と大規模なパイプライン網を設計しました。2027年までに年間900万トンのCO2を輸送し、陸域のCO2貯留サイトに貯留することを目指しています。さらに、2035年までに年間最大1,400万トンのCO2を貯留する計画です。サウジアラビア政府は2035年までに年間4,400万トンというCCUS事業の拡大目標を掲げており、この目標達成に貢献するものとしています。
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