米国のDAC企業RepAir、EnEarthとギリシャでCO2貯留の契約
2024年06月24日
米国のDAC開発企業RepAirは、地中海地域のガスE&P企業Energeanの専門子会社EnEarthと、RepAirのDAC技術を使用して回収したCO2を、ギリシャのKavalaにあるPrinos帯水層に貯留する契約を発表しました。このプロジェクトは2026年初めに操業を開始し、DACにより回収したCO2の貯留を開始する計画です。2028年までに完全に開発されると、年間最大300万トンのCO2を貯留できるとしています。
この提携には、PrinosにあるEnergeanの陸上施設の敷地内にRepAirのDACシステムを設置することが含まれ、同時に、地中海地域の点源排出源からのCO2をPrinos貯留サイトに輸送することも計画されています。このCO2貯留プロジェクトはフランス、イタリア、ギリシャが開発する地中海CCS戦略計画に必須となるものであり、地中海南東部に初となる商業規模のCO2貯留ハブの構築を目指しています。
詳細は以下をご覧ください。
RepAirによるプレスリリース
https://www.repair-carbon.com/press/repair-enearth-sign-a-landmark-direct-air-capture-storage-agreement
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https://carbonherald.com/repair-teams-up-with-enearth-for-landmark-dac-project-in-greece/