フィンランドMetsä Group、ANDRITZとバイオ製品工場におけるCO2回収施設の実現可能性調査
2024年06月24日
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フィンランドの森林業界(森林管理、原木供給、製紙、木材製品販売)大手のMetsä Groupとオーストリアの産業機器メーカーANDRITZは、バイオ製品工場と連携したCO2回収施設の建設の実現可能性調査を実施することを発表しました。この調査では、Metsä Groupの木材加工工場であるKemiバイオ製品工場と同規模の工場から400万トンのCO2を回収することに重点を置いています。
この調査では、バイオ製品工場と組み合わせた場合に最もエネルギー効率の良いCO2回収システムのサイズ、およびシステムの冷却と物流の要件を特定するとしています。バイオ製品工場で生成される電気、熱、蒸気を可能な限り効率的に使用し、廃熱が発生しないようにすることを目標としています。
ANDRITZとの調査の後、2025 年にはRaumaにあるMetsä Groupの工場でパイロット段階に進む計画としています。
詳細は以下をご覧ください。
Metsä Groupによるプレスリリース
https://www.metsagroup.com/news-and-publications/news/2024/metsa-group-and-andritz-start-pioneering-investigation-on-capturing-wood-based-carbon-dioxide/