米国イリノイ州CWLPの石炭火力発電所でCO2回収プロジェクトのテープカット
2024年07月01日
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米国イリノイ州 Springfield市の市営発電会社であるCity Water, Light, and Power (CWLP)のDallman Unit 4(石炭火力発電所)でUniversity of Illinoisの10MWの大規模CO2回収のパイロットプロジェクトのテープカットセレモニーが開催されたことを明らかにしました。
Dallman Unit4におけるパイロットプロジェクトでは、石炭火力発電所からLinde/BASFの燃焼後回収技術を用いて、CO2回収技術を発電所や産業施設に経済的かつ大規模に統合し、CO2排出量を削減する方法を実証することになるとしています。
プロジェクトの建設は 2022 年秋に開始されており、今年8月に完了する予定です。その後、運用テストが2026 年に完了する予定となっています。8,000万ドルのプロジェクトに対して、DOEは5,400万ドル、Linde/BASFは600万ドル、イリノイ州は2,000万ドルをそれぞれ負担しています。
詳細は以下をご覧ください。
CWLPによるプレスリリース
https://cwlp.com/announcements.aspx
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https://carbonherald.com/ribbon-cutting-at-cwlp-carbon-capture-project-in-illinois/