三菱重工、D-CRBNとArcelorMittalのGhent製鉄所からの排出CO2を再利用する実証試験開始
2024年07月23日
鉄鋼メーカー大手のArcelorMittalと三菱重工は、CO2再利用に関する先進技術を有するベルギーのD-CRBNと協働し、回収したCO2を鉄鋼や化学製品の原料となる一酸化炭素(CO)に変換する技術についての実証試験を、ArcelorMittalがベルギーに有するGhent製鉄所で開始することを発表しました。これは、CO2排出量を削減するべく開発されたD-CRBNのプラズマ変換技術を初めて実証する試験となります。
この実証試験は、三菱重工が関西電力と共同開発したCO2回収技術「Advanced KM CDR Process™」の本格的な導入に向け、Ghent製鉄所で実施しているCO2回収実証試験の適用範囲を拡大するものとしています。
詳細は以下をご覧ください。
三菱重工によるプレスリリース
https://www.mhi.com/jp/news/240708.html
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https://www.jcnnewswire.com/pressrelease/91684/3/World-first-Trial-of-New-Technology-to-Recycle-CO2-Emissions-from-Steel-Production-Begins-at-Arcelor