フィンランドVTT、バイオマス由来CO2をポリプロピレンやポリエチレンに変換するパイロット施設を開設
2024年09月03日
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フィンランド国営の技術研究センターVTTとLUT Universityおよび複数の企業は、回収したCO2をプラスチック製品や化学薬品の原料となる化合物に変換する技術のパイロット施設をフィンランドのEspooに開設したことを発表しました。
このプロジェクトはForest CUMP研究プロジェクトと呼ばれ、例えば林業やゴミ焼却から発生するバイオマス由来のCO2を回収し、ポリプロピレンやポリエチレンなどの製品に変換する方法を調査しています。このプロジェクトは2022年8月に開始され、2024年末まで実施される計画で、研究パートナーであるVTT、LUT Universityの他に、企業としてBorealis、Neste、ABB、Metsä Spring、Kemira、Vantaa Energy、Stora Enso、Kleener Power Solutions、Carbonreuse Finland、Fortum、Essityが参加しています。
詳細は以下をご覧ください。
VTTによるプレスリリース
https://www.vttresearch.com/en/news-and-ideas/vtt-opens-pilot-plant-utilising-captured-carbon-dioxide-espoo-finland-aiming-process
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https://www.sustainableplastics.com/news/vtt-pilot-plant-turns-captured-carbon-dioxide-plastic