オーストラリアGorgonプロジェクトのCO2回収率が過去最低に
2024年12月24日
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米国のエネルギー政策シンクタンクIEEFA(米国エネルギー経済・財務分析研究所)は、オーストラリアで天然ガス生産と共にCCSを実施しているGorgonプロジェクトにおいて、CO2回収率が30%と過去最低となっていることを指摘しています。
Gorgonプロジェクトを実施するChevronは、2023年8月~2024年8月(会計年度2023/2024)の実績を示す「Environmental Performance Report 2024」を2024年11月に公表しており、以下の記載がありました。
・天然ガス流から5,317,668トンのCO2を回収
・圧入したCO2は1,594,340トン
回収量に対する圧入量の不足の理由は、貯留層の圧力を許容範囲内に保つために圧入レートを慎重に管理しているためとしています。
詳細は以下をご覧ください。
GorgonのEnvironmental Performance Report 2024の入手先
https://australia.chevron.com/-/media/australia/our-businesses/documents/2024-Gorgon-Gas-Development-and-Jansz-Feed-Gas-Pipeline-EPR.pdf
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https://ieefa.org/resources/gorgon-ccs-underperformance-hits-new-low-2023-24