スウェーデンVattenfall、BECCSプロジェクトを保留へ
2024年12月24日
スウェーデンの電力・エネルギー会社Vattenfallは、Jordbroバイオマス発電所で計画していたBECCSプロジェクトの計画を保留することをスウェーデンの公共テレビ局stvが報じました。
Vattenfallは、stvからのeメールによる取材に応じ、BECCSプロジェクトを中止する主な理由としてCO2回収の市場が未成熟であり、プロジェクトを実施するための資金が不足していることを挙げています。このCO2回収プラントは2028年に運用開始予定でした。
ただし、環境許可の申請は引き続き有効であり、市場状況が改善すればプロジェクトを再開する可能性はあるため、完全なキャンセルではなく、一時停止としています。
この他にも、Uppsalaの熱供給プラントからCO2を回収する計画も中止されると報じています。
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https://carbonherald.com/vattenfall-halts-major-carbon-capture-project/