東洋エンジニアリング、CO2回収設備を搭載したブルーアンモニアFPSOのAiPを米国船級協会より取得
2025年03月03日
ブルーアンモニアFPSOのAiPをABSより取得
東洋エンジニアリングは、三井海洋開発と共同で、FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)で生産されるガスからアンモニアを製造するブルーアンモニアFPSOのAiP(Approval in Principle:基本設計承認)を米国船級協会(ABS)より取得したことを発表しました。このブルーアンモニアFPSOは、これまで貯留層に圧入されていた随伴ガスからブルーアンモニアを製造し、貯蔵及び積出まで行うものです。
ABSのAiPを取得したブルーアンモニアFPSOはさらに、随伴ガスからアンモニア (NH3)に変換する過程で生じるCO2を回収するだけでなく、ガスタービン自家発電機(GTG)からのCO2も合わせて回収する設備を搭載しており、アンモニア製造に伴うFPSOからのCO2を最小化することが可能となるとしています。
なお、製造されたアンモニアを貯蔵して積み出す船体の開発には、三菱造船が協力しています。
詳細は以下をご覧ください。
東洋エンジニアリングによるプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000107878.html
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https://www.gasworld.com/story/abs-approves-ammonia-fpso-with-carbon-capture/2150353.article/