英国enfinium、廃棄物発電CCSプロジェクトのパートナーとしてIsometricを選定

2025年05月30日

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英国の大手廃棄物発電事業者であるenfiniumは、同社が計画するParc Adfer CCSプロジェクトの炭素除去レジストリのパートナーとして、炭素除去(CDR)に特化した炭素クレジットプラットフォームを提供するIsometricを選定したことを発表しました。
 
Parc Adfer CCSプロジェクトは、英国政府のTruck-1クラスターに選定されているHyNetプログラムを通じた補助金支援の対象となっています。2030年の運転開始後、最大12万トンの耐久性の高い炭素除去クレジットを生み出すと予測されています。enfiniumは、世界で最も厳格な炭素除去規則であるIsometricの基準に準拠する計画を立てることで、ボランタリーカーボンクレジット市場においてプロジェクトから創出されるすべてのクレジットが、透明性が高く、ベストプラクティスに基づいた炭素会計手法に準拠していることを保証できるとしています。
 
Isometricは廃棄物発電とCCSを組み合わせた廃棄物エネルギーCCS(WECCS)プロジェクトのプロトコルを開発するためのワーキンググループを今年後半に設置し、enfiniumはプロジェクトの主要開発者として同ワーキンググループに参加する予定です。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
Enfiniumによるプレスリリース
https://enfinium.co.uk/enfinium-selects-isometric-as-preferred-carbon-registry-for-parc-adfer-carbon-capture-project/
 
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