Deep Sky、次期DAC商業施設の建設地としてManitoba州南西部を選定
2025年10月30日
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カナダのDAC開発企業Deep Skyは、商業規模の次期DAC施設となる「Deep Sky Manitoba」の建設地としてManitoba州南西部を選定したことを発表しました。年間50万トンのCO2除去能力を持つこの施設は、複数段階に分けて建設する計画で、最初の3万トン/年の除去能力の施設の建設が2026年に開始される予定です。
Manitoba州は、CO2を安全かつ効果的に地中貯留するのに最適な地質を有しており、2024年に政府がCO2貯留を可能にする法律を可決しています。具体的な規制は今秋に成立する予定です。
さらにDeep Skyは、複数の候補地を評価しており、地域の自治体、先住民、その他の地元関係者との協議を開始しています。最終的なサイト選定は今秋に完了する予定で、年末までに貯留井の掘削を行い、2026年に施設の建設を開始する予定です。
詳細は以下をご覧ください。
Deep Skyによるプレスリリース
https://www.deepskyclimate.com/blog/deep-sky-to-build-500-000-tonne-carbon-removal-facility—one-of-the-worlds-largest—in-manitoba-canada
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https://canada.constructconnect.com/joc/news/projects/2025/10/deep-sky-announces-plans-to-build-carbon-removal-facility-in-manitoba



