気候変動対策に関する米国と中国の共同声明においてCCUS技術の促進を明示

2014年11月17日

11月12日に、米国と中国が気候変動対策に関する共同声明を発表しました。
この声明において、米国は2005年レベルの排出から26-28[%]減を2025年までに
目指すこととし、中国はCO2排出のピークを2030年頃までとすることを目指す目標を
示しました。

さらに、この共同声明には、CCUS（CO2回収利用、貯留）技術の促進を目指す
内容がいくつか含まれています。

CCUS実証としては、水の増進回収(Enhanced Water Recovery: EWR) パイロット
プロジェクトの計画が明記されています。産業から発生するCO2を塩水層へ圧入し
真水を回収する計画のようです。

その他、詳細は以下をご覧ください。

ホワイトハウスによるプレスリリース
<気候変動対策に関する米中共同声明>
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2014/11/11/us-china-joint-announcement-climate-change
<気候変動対策に関する米中共同声明に関するファクトシート>
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2014/11/11/fact-sheet-us-china-joint-announcement-climate-change-and-clean-energy-c

関連ニュースURL
http://stateimpact.npr.org/texas/2014/11/12/climate-deal-puts-spotlight-on-carbon-capture-technology/
http://www.mininginnovationnews.com/2014/11/13/us-china-joint-announcement-advocates-increased-carbon-capture-technology/