米国上院エネルギー天然資源委員会の委員ら、DOEのR&Dプログラムの対象をCCUSに拡大する法案を提出

2019年04月26日

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米国上院のエネルギー天然資源委員会の委員らは、エネルギー省(DOE)化石エネルギー局のR&Dプログラムの対象をCCUSに拡大することを目的とした、Enhancing Fossil Fuel Energy Carbon Technology (EFFECT) 法案(S.1201)を議会に提出しました。

同法案で拡大するR&Dプログラムは石炭・天然ガス関連技術、CO2貯留、CO2利用とCO2除去に焦点を当てたものとされ、具体的には以下が含まれます。
  • 石炭および天然ガス利用における効率、有効性、コスト、そして環境性能を改善する技術開発プログラム
  • CO2貯留に関する研究、開発および実証を行い、統合された商業規模の貯留コンプレックスへの移行を可能にするような、大規模なCO2貯留実証プログラムを確立するための、CO2貯留検証および試験プログラム
  • CO2の新規利用、産業部門におけるCO2回収技術、石炭の代替利用を特定し評価するための、CO2利用プログラム
  • CO2の大気直接回収の公募を含む、大気中のCO2を大規模に回収するための技術と戦略のための、CO2除去プログラム
詳細は以下をご覧ください。

S.1201の概要
https://www.congress.gov/bill/116th-congress/senate-bill/1201

米国上院エネルギー天然資源委員会によるプレスリリース
https://www.energy.senate.gov/public/index.cfm/2019/4/manchin-murkowski-capito-cramer-daines-bill-authorizes-full-suite-of-carbon-capture-utilization-storage-and-removal-technology-programs