カナダのCO2 Solutions、パルプ工場におけるCO2回収・利用プロジェクトの試運転を完了

2019年05月17日

カナダのCO2 Solutionsが、Saint-Félicienのパルプ工場において、同社初となる商業規模のCO2回収・利用プロジェクトの試運転を完了しました。また、Tetra Techによる検証により、その結果は良好であったことを公表しました。

検証により確認されたのは、主に以下の4点です。
・CO2回収装置とその部品は、通常の動作条件下で1日あたり少なくとも30トン-CO2を回収するのに必要な適切な規模である。
・装置のリボイラーに必要な熱エネルギー量は、わずか2.4 GJ /トン-CO2である。
・必要となる熱エネルギーはすべてパルプ工場の排熱から供給され、工場のエネルギー収支に影響はない。
・装置の稼働に必要なエネルギー量は、わずか7.35カナダドル /トンCO2（5.00米ドル /トンCO2）未満のコストである。


詳細は以下をご覧ください。

CO2 Solutionsによるプレスリリース
https://co2solutions.com/en/nouvelles/co-solutions-successfully-completes-commissioning-it-first-commercial-carbon-capture-unit/　
 
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https://www.gasworld.com/co2-solutions-completes-carbon-capture-unit/2017101.article