オーストラリアQLD州における大規模CCSハブのスコーピングスタディを完了

2020年03月31日

University of Queenslandが、オーストラリア・クイーンズランド(QLD)州南部に大規模CCSハブを構築するためのスコーピングスタディを完了し、合計50本の報告書を公開しています。

当該スタディの結果、QLD州で大規模CCSハブを構築することにより、今後40年以上にわたりCO2排出を大幅に削減する効果が期待できることが判明したとのことです。
同スタディは、同州にある既存の超臨界圧石炭火力発電所へCCS設備を導入することで、年間1300万トンのCO2の排出削減を達成できることを示しています。

詳細は以下をご覧ください。

University of Queenslandによるプレスリリース
https://natural-gas.centre.uq.edu.au/article/2020/03/unearthing-technical-solutions-low-carbon-future-carbon-capture-and-storage-scoping-study-released

報告書一覧
https://natural-gas.centre.uq.edu.au/ccs/final-project-reports