KIT、Climeworks、INERATECと合同で大気直接回収CO2を固体化する試験施設に係る研究プロジェクトを公表
2020年04月01日
ドイツのKarlsruhe Institute of Technology (KIT)は、NECOC(Negative Carbon diOxide to Carbon)プロジェクトの一環として、DAC(大気直接回収)由来のCO2から固体炭素(カーボンブラック)を精製する試験施設をKIT構内に建設・操業する研究プロジェクトの実施を3月25日に公表しました。スイスのClimeworks社のDAC技術と、ドイツのINERATEC社による炭素キャリアーとして使われるメタンの合成およびメタンの熱分解による固体炭素の精製技術を採用するとしています。
当該試験施設に係る研究プロジェクトは3年間の計画で、ドイツ連邦経済エネルギー省から150万ユーロの出資を受けるとしています。
詳細は以下をご覧ください。
KITによるプレスリリース:
http://www.kit.edu/kit/english/pi_2020_019_from-greenhouse-gas-to-a-high-tech-resource.php
Climeworks社によるプレスリリース:
https://www.climeworks.com/turning-co2-to-a-high-tech-resource-carbon-black/