オーストラリアQUTの研究者ら、電気化学的に大気中CO2を回収し、炭酸カルシウムとして固定する技術を開発

2021年04月20日

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オーストラリアQueensland University of Technology(QUT)の研究者らは、電気化学的プロセスにより大気中から水に溶解させる形でCO2を回収し、炭酸カルシウム(チョーク)として固定する技術を開発しました。このCO2回収・固定技術は、セメントやその他の製品生産プロセスに使用することができ、必要エネルギーのすべてを太陽エネルギーや風力エネルギーから供給できる可能性があるとしています。

この開発に関する成果論文「Electrochemical Capture and Storage of CO2 as Calcium Carbonate」は、学術誌ChemSusChemに掲載されています

詳細は以下をご覧ください。

QUTによるプレスリリース
https://www.qut.edu.au/news?id=174774

論文「Electrochemical Capture and Storage of CO2 as Calcium Carbonate」の概要
https://chemistry-europe.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cssc.202100134

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https://www.pv-magazine.com/2021/03/30/australian-scientists-remarkable-renewably-powered-carbon-capture-breakthrough/