韓国Lotte Chemical、CO2分離膜によるCO2回収・利用実証設備を設置、2023年商用化を目指す
2021年04月21日
韓国のLotte Chemicalは、CO2分離膜によるCO2回収・利用実証設備を同社の麗水(ヨス)第1工場に設置したと公表しました。同社のプレスリリースによると、今後約1年間でデータを収集・分析し、窒素酸化物(NOx)の影響評価などを実施し、2023年までに商用化を目指す計画としています。今回設置されたCO2回収・利用設備では年間6万トン以上のCO2を回収し、純度を高め、同社が生産するポリカーボネート製品、ドライアイス、半導体洗浄液の原料などに利用し、他の中小化学企業に販売する計画としています。さらに、今後は大山工場と蔚山工場にも関連設備を拡大し、年間20万トン以上のCO2を回収・利用する計画としています。
詳細は以下をご覧ください。
Lotte Chemicalによるプレスリリース(韓国語)
https://www.lottechem.com/kor/company/pr/news-room/view.do?seq=571
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