SSE ThermalとEquinor、Peterhead CCS発電所を共同開発する計画

2021年05月20日

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SSE ThermalとEquinorは、PeterheadにCO2回収技術を備えた英国初となる発電所に関する共同開発計画を発表しました。

SSE Thermalのプレスリリースによると、Peterhead CCS発電所は、CO2回収技術を備えた900MWのガス火力発電所となる計画です。この発電所単体で年間最大150万トンのCO2を回収できるため、2030年までに年間1,000万トンのCO2を回収するという英国政府の目標の15%を達成することになるとしています。

スコットランドの東海岸のAberdeenshireに位置するPeterheadのサイトは、Acornプロジェクトを通じて開発されている主要なCO2輸送・貯留インフラストラクチャへのアクセスが可能となっています。Peterhead CCS発電所とAcornプロジェクトは、スコットランドのNet Zero Infrastructureプログラムの一環として、3月に英国政府のIndustrial Decarbonisation ChallengeFundより1億7,100万ポンド(約263億3,400万円、1ポンド=154円換算)の資金を獲得しています。

Peterhead CCS発電所は開発段階にあり、最終的な投資決定は必要となるビジネスモデル、および関連インフラストラクチャの進捗状況により変動する見込みです。適切な政策が整備されれば、2026年までに操業が開始できるとしています。

詳細は以下をご覧ください。

SSE Thermalによるプレスリリース
https://www.sse.com/news-and-views/2021/05/sse-thermal-and-equinor-join-forces-on-peterhead-ccs-power-station-project/

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https://www.powerengineeringint.com/gas-oil-fired/emissions-control/sse-thermal-and-equinor-partner-on-peterhead-carbon-capture-project/