Heriot-Watt UniversityとIASSの研究者ら、セメント製造におけるCO2鉱物化のビジネスモデルに関する調査結果を公表

2022年03月29日

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Heriot-Watt Universityとthe Institute for Advanced Sustainability Studies (IASS) は、セメント製造におけるCO2鉱物化のビジネスモデルに関する調査を実施し、その成果を学術誌Communications Earth & Environmentに掲載しました。

この研究では通常のセメントに添加できるさまざまな組成のセメント添加剤を製造する既存のCO2鉱物化を改善するプロセスを開発したとしています。さらに、技術・経済統合モデルを使用して、前向きなビジネスシナリオにつながる条件を特定したとしています。

この研究により、CO2鉱物化作用をセメント製造プロセスに統合することで、追加費用なしでCO2排出量を8?33パーセント削減できることが示されました。さらに、特定の条件が満たされている場合、セメント1トンあたり最大32ユーロの追加的な利益がもたらされる可能性があるとしています。このためには、CO2鉱物化がEU-ETSや同様のクレジット制度の対象事業となる必要があるとしています。

詳細は以下をご覧ください。

論文「Towards a business case for CO2 mineralisation in the cement industry」の概要・入手先
https://www.nature.com/articles/s43247-022-00390-0

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https://techxplore.com/news/2022-03-business-carbon-dioxide-mineralization.amp