オーストラリアのWoodside、米国のReCarbon・LanzaTechと共同でCCUパイロット施設の計画

2022年03月31日

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オーストラリアのエネルギー会社Woodsideと米国の技術開発会社ReCarbonとLanzaTechは、排出されるCO2を有用な製品に変換することを目的とした共同研究プログラムを開始したと公表しました。

Woodside、ReCarbon、LanzaTechは共同で、Western Australia州Perthで提案されているCO2回収・利用(CCU)パイロット施設の実行可能性を調査する計画です。このCCUパイロット施設は、CO2やメタンなどの温室効果ガスをReCarbonとLanzatechの技術を使用して付加価値のあるエタノールにリサイクルするものです。ReCarbonの技術はCO2とメタンを合成ガスに変換するもので、LanzaTech技術は合成ガスをエタノールに発酵するものです。 

このパイロットプロジェクトは現在、基本設計(FEED)の段階にあります。

詳細は以下をご覧ください。

Woodsideによるプレスリリース
https://www.woodside.com.au/docs/default-source/media-releases/woodside-launches-carbon-capture-and-utilisation-collaboration9064ca7d-6568-4590-b144-297b5b1c8ff5.pdf?sfvrsn=290877b9_6

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https://www.upstreamonline.com/energy-transition/woodside-partners-with-us-technology-players-to-develop-australian-carbon-capture-and-utilisation-plant/2-1-1186777